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恐ろしく根気のいる果てしないこの作業を、
当時奴隷としてエジプトにやって来たアフリカの子供達がしていたそうです。
(小さい隙間に入れるから子供だったそうです)

なんだか複雑な気持ちになりました。今の時代に生まれて私は幸せ者です。
どうやって石を切ったかというと、私が持っている石。

エジプトで一番硬い石で御影石をガンガン叩きます。
切りたい所に線を引き、線上に等間隔に穴を開けます。

その穴に砂を入れて、更に水を入れます。すると!!
砂が膨張して石に亀裂が入ります。亀裂が入った所に
再び穴を開け、砂を入れ、水を入れ・・

この作業の繰り返しです。
前回2日目の夜水タバコや馬車に乗った所まで
お話ししたので、今回は3日目の朝から始めますね。

3日目の朝はアスワンという町で迎えました。

アスワンはスーク(香辛料)の町、ヌビア民族の町
御影石の町として有名な所です。
(香辛料をお求めの方はここで買うと良いですよ。)

朝から私が訪れたのは、「石切り場」です。

何の石を切るかというと、前回ご紹介したオベリスク
や石像などを作る為の石を切る所です。

←これはハトシェプスト女王の「未完のオベリスク」
なぜ未完なのかというと、ちょっと見えにくいけれど
亀裂が入ってしまったので途中で作業を中止したので
そのまま残っているんですね。

なんとその高さ42m・重さ1168t!!
ハトシェプスト葬祭殿に置く予定だったオベリスク。
驚きなのは、私が写真を撮っている場所はもちろん、
ここに写っているのは全部「御影石」です!!

いろいろな神殿で大きない1枚岩からできた石像を目に
して驚いていましたが、ここに来て納得。
大地が御影石でできている。そんな印象を受けました。

アスワンの石切り場はナイル川から近く、オベリスクや
巨大な石像の運搬に適した場所だったようです
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ショーの帰りに見上げた星空が印象的で、

エジプトの星はキラキラと瞬かなくて
 誰もがが感動する中で
  北海道で見る星の方が綺麗だと・・
贅沢だったこのツアーでは3回もアブシンベル神殿を見学できました。
昼間の神殿・夜の神殿・そして4日目は朝焼けの神殿です。

ナセル湖の対岸から朝日が昇ると、アブシンベル神殿が昨日と違った顔をしていました。
ライトアップは別として昼間の神殿よりも私は朝焼けの神殿が好きです。

 夕焼けにも似たオレンジの光は、包み込む空気が違うからか厳かな印象を与えます。
←↓こんな感じで神殿に映像が映し出されます。

これは小神殿の中に実際に描かれている絵で
ネフェルタリとラムセス2世の絵です。

洞窟式の神殿なので内部はとても色鮮やかで
今までの神殿の中でも色彩はとりわけ綺麗でした。
そして夜には、アブシンベル神殿の
「音と光のショー」を見に行きました!

ライトアップされた大神殿と小神殿は
とても幻想的で綺麗でした。

ショーの内容はラムセス2世の生涯や
アブシンベル神殿移築の様子を
大神殿と小神殿をスクリーンにして
様々な写真や絵を音と共に映し出す。

と言った内容です。

この日はたまたま日本人観光客が多く
日本語でのショーだったので
より楽しむことができました(^_^)v

ちなみにラムセス2世はシリアとの戦に
本当は負けているんです。
妃をもらって和解しているのですが
壁画には勝ったぞー!!と嘘を書いて
自分の強さをアピールしているんですよ。
そこまでやればあっぱれですね。
←昔は安産を願って神殿の柱を削って持ち帰ったそうです。
線のように入っているのは模様ではなく、みんなが削った跡。

もちろん今そんなことしてはいけませんけどね(^_^;)

予定は無いけど(笑)
ご利益にあやかって削るふりだけしておきました。

どこの国でも、どんな時代でも、
子供を想う母親の気持ちは一緒なんだなぁ。
と微笑ましくなってしまいました。
中に描かれている壁画は殺されたオリシスとの間にできた子供ホルスを守るイシスの絵。

左は顔を削られているのですが、ホルスにお乳を与えている壁画。
右は羽を広げてホルスを守っている壁画。

昔ここは安産祈願の神殿として有名だったようです。
イシス神は善の神様。
ホルス神殿に神話が書かれているのですが、

義理の弟に夫のオリシスを殺され
イシスはオリシスを蘇らせた。そしたら再び
義理の弟にオリシスを殺され、今度は死体を
14個に刻まれて捨てられてしまった。
悲しんだイシスの流した涙がナイル川になった。

まだまだ先はあるけど、続きはいつか・・
そしてそのイシス神を祭っているのがこの神殿。
朝焼けのアブシンベル神殿を後に
再びアスワンへバスで移動しました。

午後から見学に訪れたのは

   「イシス神殿」です。

イシス神殿はアスワンハイダムと昔の
アスワンハイダムの間の島にあります。

この神殿もアスワンハイダム建設の為
水没してしまうので、ユネスコによって
現在の島の上に移動された神殿です。
ぶいこのエジプト旅行記 PARTU
1月29日
   待っていた方がいるかどうかは疑問ですが・・・今週は!!

     「ぶいこのエジプト旅行記 PARTU」

                     をお届けいたします。

(何故って、先週はスキー授業のお手伝いでツアーに出ていないのです。)
です
そんな静寂もつかの間、

現地のガイドさんがタンバリンを手に
踊り始めます♪

ゆらゆらと揺れる船の上でみんなで輪に
なって歌って踊って!
最高に楽しい一時でしたヽ(^o^)丿
→最後は、夕方に乗ったファルーカという船です。

エンジンは付いていません。
大きな帆で風を受け、ゆったりと蛇行しながら
ナイル川を下って行きます。

小さな明りが灯る頃、そっとナイル川に繰り出します。

紅く夕焼けに染まる空、街の明りが水面に輝き

穏やかな風に少し懐かしさを覚えます。
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↑シリア人の奴隷の絵
↑アフリカ人の奴隷の絵
←アブシンベル小神殿。
奥様の為に建てられた神殿だけど・・

中に入るとラムセス2世がシリア人や
アフリカ人を征服している様子が
壁一面に描かれていました。

きちんと奥さんの絵も描いてあって、
普通王様と妃様の絵の場合
妃様の絵が小さく描かれているけれど
ここでは同じ大きさで描いてありました。
奥さんの事を大切にしていたんですね!
この神殿の特徴は3つ。
1、アスワンハイダム建設の際、ダム湖に沈んでしまう為
  ユネスコによって現在の位置に移動された神殿。

2、洞窟式の神殿。岩山を彫って創った神殿。

3、年に2回、至聖所にあるラムセス2世の顔に太陽の光が
  あたる。2月22日と10月22日。

現地のアブシンベルという少年がこの神殿を発見して
考古学者を案内している時に、崖から落ちて亡くなった
のでアブシンベル神殿という名が付けられたそうです。
アブシンベル神殿があるので観光客用のホテルが数件ある。
アブシンベルは小さな町でした。

けれど神殿は大きいです!!
ここはラムセス2世によって建てられた神殿で
大神殿と小神殿があります。

大神殿はラムセス2世が自分の為に、小神殿は奥さんの
ネフェルタリの為に建てた神殿です。
残念なことに写真撮影が禁止されているので
外観だけでもお楽しみになって下さいね。
↑アブシンベル大神殿。石像はラムセス2世の石像。
午後からアスワンからアブシンベルまで
バスで移動しました。


車窓から見えるのは・・

 延々とどこまでも続く砂漠と

 遥か彼方の地平線

 すっぱりと切れた大地から広がる青い空


乾いた風の音が今にも聞こえて来そうな
そんな光景でした。
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私がまだ生まれる前のお話。

教科書で読むだけだと
なんだかピンと来ないけど
そこに行くことで
受取り方は大きく変わります。

本当は読んだだけでもそれを
感じ取れるようになれたら
一番だけど・・
不器用な私には本当に良い
勉強になりました。
アスワンハイダム完成まで、毎年ナイル川の氾濫で大きな被害を受けていて、
エジプトの発展の為に当時のナセル大統領が1961年に工事着工。

アメリカの反対を受けたのでソ連の技術でダムは建設され、水力発電のためのタービン
12機も全てロシア製。(ちなみにエジプトは電力のほとんどが水力発電。)

1971年にダムは完成。残念なことにその1年前にナセル大統領は亡くなったそうです。
けれど、このダムの建設により900万人だったエジプトの人口はたったの50年間で
7,000万人にまで増え、ナセル大統領の想いは残る人々によって綴られているのです。
次に訪れたのは→

「アスワンハイダム」!!

ダムで堰き止めてできた
湖はナセル湖と言います。

「海?」って言われれば
信じてしまいそうな程、
ひたすら大きい。

海抜150m、長さ500km
水深65m。
琵琶湖の8倍の大きさの湖!

ギザのピラミッドに17倍の
石を使って作られてます。
←ダムの下はこんな風に
なってます!
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今でもつい昨日の事ように蘇る思い出・・いつまでも忘れずにいたいなぁ。
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